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シュノーケルに入った水を吹きだす方法 | WEAR IT!

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シュノーケリングはマスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットと簡単な器材で遊べる楽しいマリンスポーツです。

しかし、海上保安庁によるとシュノーケリングをしていて死亡した人が、

2015年7月1日~8月16日で22人となり、過去5年で最も多くなっているといいます。

特に、シュノーケルに入った海水を吹き出すことができず、パニックになってしまい溺れるケースや、

ライフジャケットを着ずに沖に流され、溺れるケースなどが目立つということです。

このような事故が減るよう「シュノーケルに入った水を吹きだす方法」を中心に知っていてほしい知識をまとめました。

シュノーケリングで遊ぶ際の参考にしていただければと思います。

 


 

なぜシュノーケリングの事故が起きているの?

 

1.シュノーケルやマスクに水が入り、パニックになってしまう

→シュノーケリングに必要なスキルを身に着けて(練習して)から海に出ましょう。 適切な講習 日本スノーケリング協会

 

2.ライフジャケットを着ていないため、溺れる

→パニックになってしまった場合や、岸から流されても、ライフジャケットを正しく着ていれば、体は浮きます。

 

3.離岸流や、夢中になってしまうことで岸から流されてしまう

離岸流に巻き込まれた際の正しい知識を学びましょう。定期的に顔を上げ自分の位置を確認しましょう。

また、波や流れが強いときは絶対に無理をしないようにしましょう。

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水中マスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットまたはウエットスーツの4点セットを使用しましょう。

 


シュノーケルになぜ水が入るのだろう?

シュノーケリングで一番あわててしまうのが、シュノーケルに水が入ってきたときです。

息を吸うつもりが、水を飲んでしまい、パニックになってしまうリスクがあります。

そもそもどんな場面でシュノーケルに水が入ってくるのでしょうか?

 

1.水中に潜ったとき

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2.仰向けになったとき

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3.真下を向いたとき(あごを引いた状態)

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4.波をかぶったとき

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ななめ前の進行方向を見ながら泳ぐ基本姿勢をとることで、シュノーケルが垂直になり、ある程度水が入るのを防ぎます。

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どうしたら水を出せるの ? – シュノーケルに入った水を吹きだす方法(シュノーケルクリア)

水面に顔をつけている浮いている状態で、シュノーケルから水を吹きだすシュノーケルクリアは、

パニックにならないための大切なスキルです。強い息で水を吹きだせるようにたくさん練習しましょう。

 

1.シュノーケルに水がはいってきた場合、まずは水面に浮上します。

 

2.あわてず、「ぷっ!」っと強い息を吹いて水を吐き出します。

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お腹に力をいれて、吹き矢を吹くように一気に口から息を吐き出すイメージです。

 

3.息を出し切ってしまった場合や、シュノーケルクリアに失敗してしまった場合は、

あわてずゆっくりと水面で浮き身をとりながら、

一度シュノーケルを口から外し、顔を水面に出して通常の呼吸をしてください。

 


どうしたら水を出せるの ? – マスクに入った水をだす方法(マスククリア)

まずは、マスクに水が入らないよう自分の顔に合ったマスクを選び、髪の毛が挟まらないように装着しましょう。

注意してもマスクのスカート部分に髪が挟まってしまっていたり、

水中で笑ったりすると水がマスク内に入ってきてしまう場合があります。

マスク内に水が入ってきてもパニックにならないよう、マスクに入った水を出す方法を事前に練習しましょう。

 

1.水中で体を垂直にします。

 

2.マスクの上部を指で押さえ(マスクの下部を少し開けるため)、軽く上を見るような角度に顔を向け、

鼻から息をゆっくり出します。マスク内の水が抜けていきますので、そのまま水が全て抜けるまで、鼻から息を出し続けます。

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鼻から出す空気をマスク内にためて、たまった空気が水をマスクの下側から外へ追い出す原理です。

 

3.マスククリアに失敗してしまった場合は、あわてず水面に顔を出して、マスクを外して水を出してください。

 


シュノーケルをより安全に楽しむために

□ 海で泳ぐ前に、浅瀬でシュノーケルクリア、マスククリアを習得する

□ 水面で泳ぐ際、目線は斜め前をキープする

□ 水中マスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットまたはウエットスーツの4点セットを使用する

□ 自然の状況を確認し、波や流れがあるときは無理をしない

□ 離岸流に巻き込まれ場合、逆らって泳がず、岸と平行に泳いで脱出する

□ 定期的に顔を上げ自分の位置を確認する

□ 知らない海の生き物に触れない

□ 天候の変化に注意する

□ 複数人で行う

□ 水に入る前には準備体操をする

□ 遊泳禁止区域では遊ばない(できるだけ監視員がいる場所で遊ぶ)

□ 体調のわるい時や、飲酒後は水に入らない

□ 適度な休憩をとり、決して無理をしない

□ 海でのもしもは「118番」(海上保安庁)

 

シュノーケリングの正しいスキルを浅瀬でたくさん練習し、上記のことに注意し、楽しく遊んでください。

経験の浅いかたは、ダイビングインストラクター等の専門の方に教えてもらいながら行うことをオススメします。

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